Personal Space
ここ数日このマイナー辺境ブログにお越しいただく方のアクセス数が急に増えてびっくり!こんな駄文を読んでいただいてる皆様ありがとうございます。今日はちょっと重い話題です。内容を若干修正しました。
ブログやSNSを通したサイバー交流が当たり前になりつつある今日この頃
技術は日々進化し続け、様々な形態のSNSが広がりを見せている
昔懐かしい友人たちと久々の交流が持てたり
大好きな別世界の人々の様子をリアルタイムで知ることができる
アナログライフでは叶わなかった距離感で
面識の無い者同士の交流も可能にした
加速する技術、コミュニケーション方法の多様化により
交わる事の無かった人々との新しい交流が可能になった今
コミュニケーションの密度と質は複雑化している
しかし一方で法律も人々の常識もまだまだアナログ感覚のまま
技術発展のスピードに使用する人間が全く追いつけず振り回されている
ルールや法律が明確で無い中で
頼みの綱はそれぞれの常識とバランス感覚
「ツイッターの投稿者特定に道が開けた」 裁判所の「情報開示命令」得た弁護士に聞く|弁護士ドットコムニュース
このニュースを読み日本もやっとサイバー無法地帯のカオスから一歩を前進したと思った
匿名である事をいい事に好き放題に言いたい放題の現状から
法によって罰せられる事を思えば
大半の人間は二の足を踏むだろう
常識をもった行動をと自制せざるを得ない
またそのラインを超えるならそれ相応の対価を支払う事になるというwake up callになるはずだ
羽生くんにはまだスマホを持たせないというご両親の方針
彼の現在の立場や影響力を考えればとても賢明な判断だとおもう
一躍人気者となった彼を応援する人もいれば心ない中傷をする人もいる
表に出る人の宿命
ファン心理とすればなるべくならネガティブな批判・中傷はみて欲しくないし知って欲しくない
この映像を見たときはもう20歳なのに携帯もなく可哀想と思ったが
本当に知る必要のある情報は必ず何らかの形で手に入る
昨日、とあるブログに行きつき偶然目にした1枚の写真
正確な事は分からないが本人から送られてきたらしい某有名人のプライベートショット
この写真にまつわるブログ主と写真の主のやり取り
正直、大きな違和感を感じた
なにかが決定的に間違っているように思われた
それまではファンと有名人の楽しい交流手段であったSNS
あっという間に別の目的のツールへと変わっている・・・
あまりにも安易に双方が交流を持てるSNSの仕組みが
人(他人同志)として互いに越えてはいけないラインを超えているように見えた
パーソナル・スペースとは何もフィジカルな意味だけで使用する言葉でも無くなってきている様に思う
他人に近付かれると不快に感じる空間とはサイバーな付き合いの中でも認識する必要があるのではないか?
友達・知り合い・家族でも無く
一方通行の情報しか持たぬもの同士
相手にどこまで踏み込むべきなのか
知る・見る・関わる事がここまでカンタンに出来るようになった今
知らなくても良いこと、不必要な情報の選別は個人如何
知りたくなくても入ってくる情報過多の今
それは発信する側も・受け取る側も
責任のある慎重な行動をとらなければ
今まで以上に敏感にバランス感覚をもって見極めなければ・・・